8月下旬AG社のモンブラン登頂ツアーに参加したのは自HPの記事通り。私達のツアーは、日本からツアーリーダーが同行し、食事も込みで一から十までお世話してくれるタイプではなく、ジュネーブの空港でAG社現地係員に迎えられ、ホテルチェックイン以降は、行動する日は、集合時間に集合場所に集まり、その日の行動を終え解散、夕食なども各自で賄うというスタイルで、ツアーというより個人手配旅行に近い形であった。その分ツアー代金も当然安く、一般的な登頂ツアー代金よりも@約10~15万円くらい安かった。
シャモニ二日目ハイキング後、18:30より、スネルスポーツの神田さん(神田さんは現地を訪れる日本人に対してのよきアドバイザー&コーディネーターで、何らかの形で皆お世話になる)を交え、ガイドとの顔合わせが行われることになっていたので、午後の数時間がフリーとなり、シャモニの町を散策がてら、スネルスポーツの場所確認も兼ねて同店を訪れた。店内を一巡後帰ろうとしたところ神田さんと思しき東洋人の方がいらしたので、日本語で挨拶し神田さんであることを確認し、AG社のモンブラン登頂ツアーで、今夜お世話になる旨話したところ、『手ぶらで来たの、装備は大丈夫?、(アイゼン等)見てあげるから持ってきなさい』とのお言葉が・・・。私達は???、そのお言葉の意味がわからず困惑した。
【荷物の軽量化をくどいほど言われ~】、ということはネットの記事にて予習済みであったが・・・。12本爪アイゼンを持ってきたかとか、アイゼンはちゃんと靴に合っているかとか、靴は雪山用かとか。心配される次元のことではなく・・・。あの~~~、私達モンブラン登りに来ているんですけど(^^; 当然全部クリアしているので御心配なくということに。
それでも神田さんは訝しげに?、フレンドリーな口調??がそう感じさせるのか、私達はなんだかとっても素人扱いされたように感じた。ま、神田さんから見れば素人同然かもしれないが・・・(^^;(※ちなみにちー隊長は、アイガーやアシニボインなども登頂済み)
あまりにもそんな問いかけをされたので、ハイジは逆質問してみた(アイゼンや靴の不備の人がいるのか等)ところ信じられないような話を伺う。
夏山縦走用のトレッキングシューズの人(当然コバなし→推奨するアイゼン装着できない)や、8本爪、10本爪アイゼン持参の人、アイゼンを自分の靴に合わせてない人etc・・・。トレッキングシューズの人に至っては、本人曰く【キリマンジャロもこの靴で登っているんだ】とのことで・・・(^^;;; し・し・し・しんじられませ~~ん!!
あまりなことにハイジ:その人、どうしたのですか? 神田さん:アイゼンと靴レンタルした。ハイジ:で、その人登頂できたのですか? 神田さん:途中でガイドに下ろされた。
神田さんは憤慨しておられた。ハイジ:で、神田さんの感触では何割くらいのツアーに参加する日本人がそんなかんじですか?との問いに、3割だったか4割だったか、6割だったか、おっしゃった数字はもう忘れてしまったが、モンブランの不登頂率?と同じくらいというイメージが残っている。
ホテルに帰る道すがらちー隊長と言い合った。神田さんの危惧している方々は、登頂前からすでにリタイア状態だよね・・・(^^;;と。ハイジはいろいろと思うところがあるのだが、これ以上は書きません(^^;;;
その夜、18:30ミーティング時に再度神田さんから言われた。『装備は持ってこなかったの?』私達ツアーメンバー4人は皆持参していかなかった。なぜならば、AG社現地係員Sさんより、その指示がなかったからだ。
ちなみに神田さんよりアイゼンチェックされ不適となった場合、現地で推奨されていたのは【ペツル・シャルレ バサック レバーロック、アンチスノーブレート付】。ハイジ&ちー隊長愛用品と同じであった(^^)v
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